
久々に元気がでる本。
著者(元東大総長)が最後に書いているが、本著は「日本人への応援歌」である。
現在の日本は「高齢化と少子化」「教育問題」「ヒートアイランド現象」「農業問
題」など多くの課題が山積みになっている。
この現状に対し、著者は「課題の多さに嘆く」のでなく「自分の意志と能力によって
課題を解決しよう」と呼びかける。
「日本の課題は遠からず世界の課題となる」のであり、成功すれば「世界史のなかで
いよいよ主役を演じることができる」と具体的な解決策を示しながら主張する。
著者の意見に賛成である。
わたしは東南アジアで5年間過ごす機会があったが、よくも悪くも自分を低く見がち
な日本人の性質は他国からすれば「謙虚」ではなく「責任感のなさ」に映ると感じて
いた。
「環境技術の高さ」「日本人の平均的な学力の高さ」など優位性をしっかり生かし課
題を克服することで、日本はリーダーシップをとる能力があると思われる。それは先
進国の責務でもあると考える。
久々に元気がでる本である。